第29回（令和６年度）MOA美術館　町田みんなの児童作品展　開催のご案内

1. 開催趣旨

現代の日本は、グローバル化、少子高齢化などによって多様な社会へと激しく変化しており、学校教育においても、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランスよく育成することを通じて、これからの社会において「生きる力」をより一層育むことが重要になっています。

ＭＯＡ美術館児童作品展は、「学習指導要領」にもとづき、子どもたちが自然・環境、社会、他者との関わりを通して、興味や関心をもったことを、感性を働かせながら絵画や書写によって表現することで情操を養い、豊かな心を育てることを目的にしております。昨年は、国内および海外11 ヵ国の約300会場で、約19万点の作品が寄せられて開催されました。

子どもたちの創作活動を奨励することは、夢や目標に向かって自ら考え、行動する力を高めると同時にそれぞれの国の伝統と文化への関心を高め国際文化交流に資するものと考えています。

2023年度町田市長賞　(最優秀賞)　
町田市立鶴川第四小学校　５年小笠原　希生　『暑いネコ』

町田会場「町田みんなの児童作品展」は、今年で29 回目を迎え、町田市立国際版画美術館を会場に開催します。毎年恒例の行事となり、児童の作品を楽しみにされている方が大勢いらっしゃいます。また、移動展示を町田市民病院で開催し、患者さんや病院を訪れる方々の「癒し」に役立っております。子どもたちの作品が、地域の方々に感動を与え、そして癒しとなる作品展です。

本年も町田市の後援を賜り、多くの小学校からの参加を頂きました。作品をお寄せ下さった児童の方々、そしてご協力頂いた保護者ならびに小学校、学童保育クラブ関係、絵画・書道教室の皆様方に深く御礼申し上げます。

MOA美術館町田みんなの児童作品展　

実行委員会委員長　井上　博行